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2009年1月 4日 (日)

『007/慰めの報酬』哀愁のボンド、Dクレイグが魅せる!

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 スピード、スピード!! アクション、アクション、アクション!!
 とにかく速い、早い、速い。十年前のボンド映画なら一本で二~三本分の濃い内容です。あんまり目まぐるしくておぢさんはついてゆけません───が、見事で素晴らしい作品です。
 ネタバレしないのがモットーの当ブログ、前作のこともあるので迂闊なことを書けないのが難しい所ですが。

 さあのっけからいかにもボンド映画、いきなりカー・アクション。
 とにかく秒単位の場面転換、その短い間でさえおそろしく情報量が多くて、クルマの操作一つを取ってもいったい何がどうなったからそうなるのかの因果関係を考えている間に次のアクションへ。

 そして記憶だけでモノを言いますが、歴代ボンド中、巻き添えで亡くなる人がやたらに多いのもクレイグ・ボンドの特徴になりつつあるようです。
 このへんはいわば世相の反映とでも言いますか、テロリズムに対しての水面下の戦いをリアルに描くとこうなってしまうんでしょうね。見た目は陰惨この上ないんですが、リアル路線が大好きな筆者としては、諜報活動とは、暗躍するスパイVSスパイの攻防とはこういうものなのだ、という恐さ。その“非情”に徹することのリアリズムがそのままクレイグ・ボンドの面白さになっていますね。
 旧シリーズのファンの方には「ユーモアや色気がない」等々の評価もありますが、愛した人を失いパートナーを死なせまくってる主人公がヘラヘラしてたらダメでしょうし、なにより新シリーズは旧作を打破したからこそ高人気なのです。(旧作はやはりマンネリ化のせいでしょうか、公開するたびに人気が落ちていたと聞きます)
 さらに敵も味方も人の死ぬシーンはエグイかも知れませんが、ミサイル一発であっさりと敵を大量に葬るアメリカ軍的ボンドよりも、命を賭けて一対一で戦う侍ボンドの方がはるかに潔いと私は思います。

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 前回同様、彼の無茶ぶりの“尻ぬぐい”をして廻るハメになるのがジュディ・デンチ演じる『M』なわけですが、彼女とボンドの関係もこれまでのシリーズにはないもの。
 三代目以降のボンドはみな、任務と秘密兵器の説明以外でMI6本部のスタッフが登場するなんてことはまずなかったのではないでしょうか?現場で合流する他の諜報部員はいたりしましたが、おおむねボンドひとりが勝手に動いて勝手に苦しみ、活躍し、敵のアジトを無茶苦茶に破壊して解決…という内容の薄いパターンでした。

 勝手気ままといえば聞こえはいいけど、孤立無援、ある意味孤独なヒーローだったんですね。

 そういう意味でカタチ的には尻ぬぐいでも、彼女とその部下たちが常にボンドが動きやすいようリアルタイムでデータを集め、送り、処理して情報面のサポートをする光景は諜報戦の基本中の基本でありながら、これらを描かなかったことはいかに三代目以降のボンドが映画として底の浅いものだったかと実感させられました。

 心情面で言えば、74歳のデンチ、40歳のクレイグという実年齢的な差もあってどこか不良息子と保護者といった構図。
 アチラでは学校の女先生や女性司令官を“Ma'am(マム)”なんて呼ぶし、「Mって略号の意味は…」なんて台詞が飛び出すことを思うと、もしかしたらMother(おっかさん、みたいな意味での)のMなのかも…なんて勘ぐってしまいます。
 でも母親というよりも下宿の小母さんとか担任教師といった趣の距離感が安っぽくなくていいですね。しかし今回、その信頼関係はおおきく揺らぐことに。

 前作『カジノ・ロワイヤル』でのクレイグ・ボンドは制作側的には三代目以降の路線からの完全脱却、物語的にはまったく新たな歴史の出発点といった覚悟が見え、いわば『バットマン』シリーズにおける『ビギンズ』のような位置に思え、あらゆる描写で“違い”を強調していたわけですが、今回はそうした“顔見せ”的な部分はなく、直接ドラマに引きずり込んでゆきます。

 さてしかし。
 一応この作品だけ観ていて濃い濃いも内容だし、台詞の端々からちゃんと前作の様子が読み取れますので充分楽しめるんですが、やはり前作『カジノ・ロワイヤル』を観なかった場合の理解度や感情移入が30%とすると、観たあとでは100%、いやそれ以上になるでしょう。

 でないと、初見の方にしてみるとなぜクレイグ・ボンドはここまでヤケクソ気味に殺しまくるのか、また自暴自棄とも取れる無茶ばかりするのかが理解できない…いや、むしろ嫌悪感さえ覚えるのではないでしょうか。
 逆に前作から続けて観ると、劇中のボンドの苦悩がより胸に迫ってきて納得ずくで完全に物語にハマれます。

 クレイグ・ボンドの特徴の一つに、感情を表に出さないことがあります。もちろん女性を口説くし酒も好きですが、我を忘れて笑ったり悲しんだり怒ったりしないんですね。
 それだけに彼が心で流し続ける血の涙が痛々しい。

 また、前作を観ていないとジャンカルロ・ジャンニーニ演じるマチスや、CIAの諜報部員との“ヨコの繋がり”がわかりにくいのもキビシい所。
 彼らのアクの強さが前回からちゃんとダシとして効いているだけに、やはり予備知識ではなく、ちゃんとご覧になってカラミを知っていて欲しいと思います。

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 悪役たちもスタンドアローンではなく、幾重にも重なり合っていて、まるで初代ボンド時代の謎の組織『スペクター』の存在を示唆しているかのよう。それが昔の単純な“悪の組織”ではなく、柴田昌弘氏の傑作コミック『紅い牙』におけるタロンみたいな実態の見えにくい描き方なのが渋い。
 また今回メインの悪役、マチュー・アマルリック演じるドミニク・グリーンのまあ目つきのいやらしいこと。でもこの人、『潜水服は蝶の夢を見る』のあの旦那さんなんですね。役者やのう。
 そういえば「悪役が小物」という指摘もありました。たしかにそれは否めませんが、今後の展開を考えると序盤ではこの程度でいいとも思えます。むしろ前作のボスもあっさり身内に片付けられますし、逆に背後にある組織のデカさを匂わせたくて、あえてそうしている気もしないでもない。

 そんなふうにお話に関しても骨太なプロットを分厚く底の深い緻密な設定の上でしっかり構築されているので、何度観ても楽しめる部分だらけですし、むしろ何度か観ないと味わい尽くせないほどの内容でもあります。

 前作、今作とも演出上でうまいなあ~と感心するのは、ボンドが常にクールでありつつも、存在感はあくまでフツーの一般人を装う為に、うけた傷を隠すシーンが生々しく描かれていること。
 旧シリーズでは、さんざん殴り合いとっくみあいで殺し合っていながら次のシーンでは綺麗でケロリとしているところが「ボンド映画やなあ」と笑ってしまえる軽さがありました。
 一方、クレイグ・ボンドの服の下はずっと傷だらけの血まみれです。顔に負った傷も、急な怪我をした舞台役者が血止めをしドーランで隠すのに似て、それを観ている観客は彼がどんなに飛び回っていても、シャツの下は傷口がいつ開いても不思議でないほどに満身創痍であることを知っているから余計にハラハラする。うまいですねえ。
 またダニエル・クレイグの表情。このひと、いつでも何かしらの緊張感がある。リラックスした顔をしないんですね。それが見ている方にしてみると傷の痛みを我慢しているのか、なにか企んでるのかが読み取れない。ある意味、古武士のたたずまいにも似ています。

 私が前作『カジノ・ロワイヤル』でダニエル・クレイグ版ボンドに惚れ込んだ理由がここにあります。生傷の絶えないボンド、血を流すボンド。でも、外見はクール。武士は食わねど高楊枝を地でいってます。
 これまでのボンドはいずれもが“キザでおすまし”的クールさ、スマートさが売りで“不死身”だったわけですが、クレイグ・ボンドは肉弾主義の“肉を斬らせて骨を断つ”やり方なのでしょっちゅうボロボロ。

 しかもCGやVFSを駆使すればどんな映像でも創作可能な今、この作品のビジュアル面でのいい所は、新ジェームズ・ボンドシリーズのアクション映画としての最大の醍醐味として「いかに普通の人間の肉体のまま、常人の身体能力として可能なギリギリの超人的行動ができるか」をうまく見せる所。
 このへんは同じ生身とはいえジャッキー・チェンのカンフーアクションとも違う。あちらはチャップリンのように、偶発的に見えるアクションひとつを1000回のリハと100回の撮り直しの結果、やっとできあがった“奇跡的アクション”で感動させて「ねえ、見てくれた?」と流すすごさですが、こちらはトンデモナイ無茶なアクションを連発しておいて“たまたま運が良かったから弾丸に当たらなかった”程度に見える押さえた描き方なんですね。

 格闘戦でのボンドが無傷で終わらないことも、それに信憑性を持たせるのにひと役買っている。つまり彼でもいつか弾丸に撃ち抜かれる時が来る危険性があることを示唆しているんですね。いくら“主人公は死なない筈”とはいえ、安心して観ていられる八百長アクションなんて興ざめな茶番ですからね。でもこのシリーズならあるいはボンドが死ぬこともあり得そうだから楽しみでもある。死んで次のボンドに受け継がれるとか。

 メカが登場するアクションでも、従来のパターンはまず使いません。たとえ使っても、オチが違う。展開が違う。これはご自身の目でお確かめを。
 あ、そうそう。まるで『ヤマカシ』みたいなクレイグ・ボンドですが、さりげに陸・海・空を制覇しているところはさすがボンドの称号の男です。

 ところで私はさも旧シリーズのボンドがダメダメなように書いていますが、もちろん最新メカや秘密兵器といったボンドシリーズならではの男の子的お楽しみの部分を否定するものではありません。
 むしろ“モノ好き”なので、旧シリーズの駄作に出くわしてもそれを唯一の救いにしていたくらい。とはいえ、水中自動車やとにかくミサイルってのは芸がなさ過ぎました。

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 もちろん、クレイグ・ボンドも007ならではのメカオタク的なお楽しみを忘れていませんが、それさえもあくまで自然な使い方をしてるのが渋い。

 いまさら携帯電話の使い方を説明などしないように、たとえ近未来的なハイテク携帯だろうと説明的にせず、でしゃばらず、しかし好きな人にはちゃんと分る見せ方をする。
 ようするにボンドたちにしてみればハイテクだろうが超兵器だろうが普段から使っているのだから当然の描写なんですが、それを実際にやってのけるその匙加減の巧さには舌を巻きますね。
 でもこの辺も、三代目以降のシリーズのファンの方には不評のようで「秘密兵器が出てこない」「Qがいないと寂しい」というご意見も。あの携帯も本部の情報端末も、まだまだ実用化されてない“新兵器”なんですけどね。
 ヒネたガキンチョだった私などはオモチャっぽい新兵器がちゃんちゃらおかしくて、「イチイチ説明聞かんと解らんて、ほんまにボンドはプロか」とまで思ってたんですよね。

 そしてもうひとつ、ボンドの小物といえば酒。
 前回はボンドによって“ヴェスパー”と名付けられたウォッカ2、ジン1にレモンスライスという変わったレシピのマティーニ(ベルモットを使わないマティーニは認めたくありませんが)が登場しますが、今回はその変形のようなゴードンジン3、ウォッカ1、半カップ(15mL?)のティナエールにレモンスライス、なんて無名のカクテルが印象的に登場。
 ボンドがそれぞれのカクテルを飲むシーンは対比効果的に使われ、また無表情なボンドが心底を垣間見せる数少ないシーンになっていて、またこのふたつのカクテルが似ている所は前作と続けて観た者にはとても哀しく映ることでしょう。

 身体ばかりでなく、心にも深い深い傷を負い続けるボンド。
 彼の側を過ぎて消えていった生命、生命、生命。
 昔の『エスピオナージ』や韓国の『二重スパイ』邦画の『KT』に通じる悲愴で厳しいスパイ映画の王道を行く映画が、スパイ映画の故郷英国で復活したことが嬉しいですね。

 今後シリーズがどういう展開を見せるかが楽しみですが、私はクレイグ・ボンドを『哀愁のボンド』という称号で呼びたいと思います。

■前作『007/カジノ・ロワイヤル』ネタバレなしの解説記事はこちら→■■■

 では、また、お逢いしましょうね。

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コメント

明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。

ダニエル・クレイグさんのボンド映画、まだ観てないんですよ。観よう観ようとは思ってるんですが、他にも候補があってついつい後回しになっちゃってます。とりあえず前作をレンタルしてきますね。

投稿: samurai-kyousuke | 2009年1月 5日 (月) 09:37

samurai-kyousukeさん、あけましておめでとうございます!
こちらこそ今年もよろしくおねがいいたします。
あら、前作未見でしたか。これは二本セットで超オススメです。見どころいっぱいですよ。
ぜひ前作の解説記事もご参考になさってください。

投稿: よろ川長TOM | 2009年1月 5日 (月) 11:10

こんばんは、よろ川長TOMさま♪
あけましておめでとうございます~♪
この濃ゆい路線も非常に面白いんですが、007はちょっと軽くてスマートなイメージが好みでぷ。
クレイヴのボンドは真剣過ぎるんですよね~♪
これはこれで大好きなんですけどね♪
この路線で「ドクター・ノオ」や「ロシアより愛をこめて」、「ゴールド・フィンガー」をリメイクしていったらどうなるんだろう…って楽しみでもあります。
まだまだクレイヴ=ボンドは続くのかな?

>『紅い牙』におけるタロンみたいな描き方なのが渋い。
きゃ~~~、「ブルー・ソネット」大好きでした~♪
もう画集とかイメージアルバムとかガンガン買ってましたよ♪
ある意味スーパーサイヤ人の先駆けですもんね(笑)。

投稿: ともや | 2009年1月 5日 (月) 17:04

やっほー、ともやさん、あけおめです。
うーん、でも今までのは軽すぎました。私、戦いに心の痛みを伴わない主人公はただの殺人者だと思ってるんで…「撃っていいのは撃たれる覚悟のあるヤツだけだ(by ルルーシュ)」こそ真理ですよ。
だからリメイクもしてはダメですよ。だってクレイグ・ボンドからはジェームズ・ボンドって007同様に単なる称号…みたいな作り方してますでしょ。きっと彼には本名があるって気がします。

ところで初期の鳥山明は大好きだったけど、DBは観るに耐えないくらい大嫌いで…。
アレが青春だった世代の人には申し訳ないけど、90年代の東映+少年ジャンプ路線は私にとってアニメ暗黒時代。ずっと遠ざかったのもそのせいでして。ごめんなさいね、ともやさん。

投稿: よろ川長TOM | 2009年1月 6日 (火) 10:04

こんばんは、よろ川長TOMさま♪
観てきましたよん♪
>まるで初代ボンド時代の謎の組織『スペクター』の存在
ただのテロリストとは違う不気味な巨大組織が出てきましたね~♪
クレイグ・ボンドはこの組織との戦いが中心となってくる感じですね。
(もう続編確定ですもんね)
いやはや、今後のシリーズ展開が楽しみです。

投稿: ともや | 2009年1月16日 (金) 07:04

おお~!ともやさん、毎度です。
どーです、ハードなボンドもよかったでしょう?
三代目以降のボンドがシャバシャバな薄いセメダインなら、彼こそはネトネトに濃いボンドG17ですよ。

だるだるでユルユルなハリウッド映画に「渇!」を入れてくれる凜とした厳しさのある作品だと思うんですよ。

次回作はきっとボンドが追われる側。狙われる側に違いないと考えますが、如何?

投稿: よろ川長TOM | 2009年1月16日 (金) 09:57

こんにちは!
>『哀愁のボンド』
ぴったりですね~。
私は、ボンドと言えば、ロジャーだったのだけど、もうすっかりダニエル@ボンドにぞっこんです。あのカラダにも惚れます(笑)

ドルの価値が・・とか、環境問題を隠れ蓑にするとか、現代にあった作品作りも素晴らしいですね。ハイテクでありながら、007の伝統も踏襲。永遠に続いて欲しいシリーズです。

投稿: たいむ | 2009年1月17日 (土) 13:56

ダニエル・クレイグがようやくジェームズ・ボンドらしく見えてきました。
スマートでクール、そして決める時にきっちりと決める。
あとは余裕を前面に押し出す大人の格好よさだけですね。
それは次回作へのお楽しみにしたいと思います。

投稿: にゃむばなな | 2009年1月17日 (土) 15:55

たいむさん、毎度です!
どうも私はマンネリ型のシリーズは皆目受け付けないようで、とにかく毎回ビックリさせて欲しいという欲張りなようです。(だからルルーシュにはぞっこんだったんですねえ)
そういう意味でもクレイグ・ボンドが最高のボンド。
次回作で元のマンネリに戻るようなら、私には魅力ありません。

秘密兵器なんて要らん。お色気もケッコーですが、今シリーズのような緊張感のある男女関係こそ本来のスパイものですよね。
旧ルパンの不二子がそうでしたが、“信じたら負け”ですもん。

投稿: よろ川長TOM | 2009年1月17日 (土) 17:13

にゃむばななさん、毎度です!
そうですね、でもクレイグ・ボンドの良さはたぶんこの無茶苦茶さと暴走が持ち味になって行くと思います。
なおかつ、ギリギリの崖っぷちでやりとげる本物のスリルを観客に味わう醍醐味。

余裕綽々で事をこなし、宇宙で遭難しようがパラシュート無しで飛行機から飛び降りようが、何があっても無傷で助かるボンドはもう要りません。
社交辞令で女を口説いたり、水中へ潜るクルマから誘導ミサイルとかの茶番も観たくないし。

冒頭のカーチェースや今回のパラシュートのシーンは、その結末も含めて「あれはあり得んでしょー、まあ奇跡が起こったとして、助かることがあったとしたらこれがまだあり得そうなオチでしょう」というスタッフの逆オマージュだと私は捉えました。

投稿: よろ川長TOM | 2009年1月17日 (土) 17:24

こんばんは。
やっと『慰めの報酬』を観ることができました。

私も「哀愁のボンド」を痛感しましたよ。
今までのボンドには無かった存在感ですよね。
カクテルを語るシーンは切なかったです。

しかし、ボンドやMの人物描写は深かったのに、
新キャラの人物描写が浅めで残念でした。
そんな中でもフィールズの存在は印象に残りました。
やはり陰謀の裏には「女性」の存在ですね。

投稿: ななんぼ | 2009年2月 4日 (水) 21:56

ななんぼさん、いらっしゃいませ!
仰るように、敵キャラを含め、さまざまな人物像を描くにはあと1時間欲しかったところ。

むしろ、続編にまで生かす方向で話を組み立てても充分観客はついてくると思うんですよね。
案外、スタッフはそういう手ごたえも楽しんでたのかもしれません。

投稿: よろ川長TOM | 2009年2月 6日 (金) 14:10

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原題:Quantum of Solace ダブルオーセブンを劇場鑑賞したのは生涯2度目だけど、随分様変わりしたよね、前作カジノ・ロワイヤルの続編、慰めの報酬とは裏切り者を処刑すること!? 最愛の女性ヴェスパーをうしない悲しみにくれて復讐心を秘めるジェームズ・ボン... [続きを読む]

受信: 2009年1月31日 (土) 20:03

» 007/慰めの報酬 [映画君の毎日]
■ストーリー■愛する人を失ったジェームズ・ボンド(ダニエル・クレイグ)は、彼女を操っていたミスター・ホワイト(イェスパー・クリステンセン)を追及するうち、新たな悪の組織の陰謀を知る。それは謎の組織の非情な男、ドミニク・グリーン(マチュー・アマルリック)... [続きを読む]

受信: 2009年2月 2日 (月) 17:41

» 映画:007/慰めの報酬 [よしなしごと]
 平日3本観た、その2本目は007/慰めの報酬を観てきました。前作を復讐してから観に行って良かった。復讐しないで行くと、最初と最後がわからないかも・・・。 [続きを読む]

受信: 2009年2月 4日 (水) 00:25

» 映画『007/慰めの報酬』劇場鑑賞 [続・蛇足帳~blogばん~]
 英国俳優のダニエル・クレイグ(Daniel Craig)が6代目のBondを演じるシリーズ第2弾『007/慰めの報酬(原題:QUANTUM OF SOLACE)』を観て来ました。 □... [続きを読む]

受信: 2009年2月 4日 (水) 21:50

» 映画「007/慰めの報酬」 [FREE TIME]
映画「007/慰めの報酬」を鑑賞。 [続きを読む]

受信: 2009年2月 6日 (金) 22:48

» 映画「007 慰めの報酬」(2008年、英・米) [富久亭日乗]
      ★★★☆☆  007シリーズの第22作。 主演は前作に続き6代目のDaniel Wroughton Craig。 原題は「Quantum of Solace」。        英国諜報部員James Bond (Daniel Craig)は ある組織を追ってハイチに飛ぶ。 知り合った美女Camille(Olga Kurylenko ... [続きを読む]

受信: 2009年2月12日 (木) 07:18

» 『007/慰めの報酬』(2008) [【徒然なるままに・・・】]
シリーズ通算で22作目、6代目ジェームズ・ボンドとしてダニエル・クレイグが登板してからは2作目となる「007」シリーズの最新作。今回はその長い歴史の中でも初めての試みとして、前作に直結する続編として物語が進むということでも話題になっておりました。実製作... [続きを読む]

受信: 2009年3月13日 (金) 23:44

» 007 慰めの報酬 [あず沙の映画レビュー・ノート]
2008 イギリス アメリカ 洋画 アクション スパイ 作品のイメージ:カッコいい、ドキドキ・ハラハラ、スゴイ 出演:ダニエル・クレイグ、オルガ・キュリレンコ、マチュー・アマルリック、ジュディ・デンチ 前作の「007 カジノ・ロワイアル」の続編で、ボンド役はダニ... [続きを読む]

受信: 2009年5月22日 (金) 18:30

» 『007 慰めの報酬』'08・英 [虎党 団塊ジュニア の 日常 グルメ 映画 ブログ]
あらすじ愛した女・ヴェスパーを失ったジェームズ・ボンドはヴェスパーを操っていたミスター・ホワイトを尋問し背後にいる組織の存在を知る。早速捜査のためにハイチへと跳び、知り合った美女カミーユを通じて、組織の幹部であるグリーンに接近。環境関連会社のCEOを務... [続きを読む]

受信: 2009年6月 6日 (土) 11:52

» 007 慰めの報酬 [Addict allcinema 映画レビュー]
傷ついた心が、共鳴する。 [続きを読む]

受信: 2009年7月19日 (日) 09:59

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