« 『トランスポーター2』男は黙って約束を守り通す。うう、カッコエエ!! | トップページ | 『妖怪大戦争』痛快、映画で楽しむお化け屋敷! »

2006年7月10日 (月)

『ゲド戦記』若き指揮者と熟練のオーケストラが紡ぎ出す新たなハーモニー。

gedo01.jpg

 はい、みなさんこんばんわ。
 話題作といえばわざわざたいそうな広告をしなくても、完成前からこれほど世界から注目された話題作は少ないでしょう。
 さあ、『ゲド戦記』ですね。原作はSF好きならその名を知らなければモグリといわれるアーシュラ・K・ル・グィン。…なんですが、筆者は昔ファンタジー系を苦手としていたので彼女の作品は『闇の左手』しか知らない不勉強者です。もちろん、ゲド戦記の原作はそのあらすじさえも知りません。はい、すみません、私がモグリですね。

 そういう意味でも楽しみながら観させて頂きました。
 さて、どんな作品でしょうか?いつものようにクドクドとお話しさせてくださいね。
 

 
 いきなり感動の賛辞ですが。
 筆者のように世界に誇る最高レベルの日本製アニメーションを連日テレビで観ていてさえ、やはり“ジブリ・ブランド”の表現力は群を抜いてすざましい、ということをあらためて実感しました。
 ジブリというと『となりのトトロ』以降の現体制を連想してしまうのですが、実際には東映動画の昔から、宮崎駿氏や高畑勲氏、小田部羊一氏、大塚康夫氏、椋尾篁氏など多くの優れた日本のアニメスタッフの先達たちが長い年月を薄給と過剰労働に耐えながら切磋琢磨しつつ、つかみ取っては積み築き重ねてきた技ですよね。
 そうしてそれを若い世代へと伝えつつ結晶したうちのひとつの形がジブリというクリエーター集団だと思いますので、スタッフがジブリの正社員であろうとなかろうと、あえてここでは創ってこられたものに対して“ジブリ・ブランド”という呼び方をさせていただきます。

     

 正直、誰も見たことがない光景はむしろ描きやすいのではないか、と最近思うようになりました。だってねえ、誰も観たことないもなら適当にごまかせますでしょ?
 だけど、実際にあるものはごまかせない。たとえ名もない雑草でも、ちゃんと観る人は見ているのだから。いや、そんな巧いヘタの検定試験にパスするか否か、なんて低いレベルでの話ではないのですね。
 もちろん、風にそよぐ草、なにげに大地におかれた石、流れる水、空ゆく雲。適当に描けばそれらしくは見えます。実際、幼かった昔のジャパニメーションはそんな感じです。
 だけど『アルプスの少女ハイジ』だったでしょうか、その風景だけでなんて美しいんだろうと感動を覚えたのは。
 以来、これまでもジブリの名前になる以前からジブリ・ブランド作品に登場する風景には、そのまま額に入れて飾っておきたくなるような美しい光景が無数にありました。
 『ナウシカ』の世界観、『ラピュタ』の壮大さ、『トトロ』での自然描写、『もののけ姫』の荘厳さ、『ハウル』のカラクリ描写。いつも、動きや独特の芸の細かさに感動し感心させられました。
 が、今回はなにかが違う。

gedo02.jpg

 筆者は芸術の感性が乏しいのかちゃんとしたホンモノの絵を観ていないからか、今のところ有名画家の作品で感動したことがないのですが、『ゲド戦記』で描かれる数々の風景は泣けるほどにとんでもなく美しい。
 世界の終焉をあらわすのか、はたまた主人公アランの心象風景でもあるのか、夕焼けと黄昏のシーンが多く、また感動させるためのシーンとして描かれていないはずのなにげない場面でも何度も目頭が熱くなったのです。
 これは一体どうしたことでしょう。

 今回作品以外の話題でなんといっても最大は監督が宮崎 駿氏の長男である、ということ。アニメ好きで、ジブリのこれからに期待を寄せた人でこのニュースに驚かなかった人はいないでしょう。
 そもそも宮崎 駿氏の息子さんがアニメーターだったなんて聞いたこともなかったし、実際公式サイトにリンクされた『監督日誌』によればやはりその経験もないそうです。
 ジブリには名にしおう実力派アニメーター達があまた居る中で、なぜことさら…と思い、もしやとくだらない裏事情が?とまで勘ぐりましたが、いくら父親が世界的に有名になったからといって、その無名の息子、しかも実績すらないシロウトを監督に据えても何の宣伝的メリットはありません。
 だから余程のことなのだろうと考え、余計なことは忘れてむしろ新人監督がたぐいまれな技術力を持ったスタッフを得ることで描きたかったもの、描いたものを楽しむことにしました。

gedo03.jpg

 予告編でもお判りのように絵はこれまでと変わらない宮崎スタイルですし、キャラクターデザインもとりたてて新しいわけでもなく、ナウシカなどでおなじみの前布式かぶり物をした悪漢やら、ガマガエルみたいな顔のオッサンなどむしろ宮崎 駿ファンなら慣れ親しんだ懐かしいような連中ばかり。
 そもそもヒロインのテルー役は手嶌葵(新人)と書かれ紹介もされますが、ヒロインも新人なら監督も新人なのです。しかも監督業はもちろん、アニメ制作そのものが未経験なのだからと専門的なことはキャラデザインもふくめて一切合切父君たちが鍛えあげた百戦錬磨のスタッフに任せ、自分は「こうしたい、ああしたい」と希望をプロたちに告げて、指揮者に徹した方が賢明だということでしょう。
 よく考えれば実写の映画ではそうした形で映画を撮ったシロウト監督は多いですよね。いまでこそ“世界の北野武”ですが、最初彼が監督したときはそんな形だったでしょうし、サザンの桑田圭祐氏や小田一正氏もイキナリ監督をされてましたね。

 そこでフト思い当たったのは、アニメーター集団と監督というのは楽団と指揮者の関係に似ているのではないか、ということ。
 最近のテレビアニメのスタッフロールを見ていて判ったのですが、ほとんど海外へ下請けに出しているアニメでも、まとめる人がしっかりしていればすばらしいハーモニーを持った作品は生まれるし、逆にいくらアニメーターが優秀でも、まとめきれる人物に恵まれないと、とんでもない作品しかできないんですね。
 動きや背景などは美しいのに、なんでこんな演出と脚本なのかな…と思いながらスタッフを見てその豪華さにむしろショックを受けたことがあります。

 少し前、BS系で放送されたのでご覧になった方も多いでしょう。ハリウッドの編集さんたちの活躍を描いたドキュメンタリーがありましたが、いわく、監督は現場で撮影するだけで実際に映画として物語を作り上げるのは自分たち編集だ…と実例を挙げて異口同音に語っておられました。まあアメリカ人ならではの誇張と主張がない交ぜにはなっているのでしょうが、ある意味ではマトを得ていると言えます。
 筆者の文章おなじみの脱線ですが、太平洋戦争終結後に米軍が何故勝てたかを真面目に研究し、出た答えは「日本軍は将兵はきわめて優秀だがそれを動かす最高指揮官が無能だったために将兵を活かしきれなかった」とか。
 さんざん王朝が入れ替わった中国の歴史においても、君主は公平で寛容であれば無能の方が国が栄える、みたいなことがよく書かれていたりします。『項羽と劉邦』しかり、『三国志』しかり。
 ただし、いずれの場合もそういうシチュエーションで人の上に立ったときに大切なのは『部下の意見をよく聴き、容れること』なんですね。
 どうやら日誌を読ませて頂く限り、宮崎吾郎監督はこれに徹しられたようです。また、スタッフもイロイロとさぞややりにくかったのではないかと思われますが、そういったぎこちなさは作品からは感じられませんでした。

 いや、それどころか。
 先の、さまざまな風景のシーンでは胸が詰まるような感動を覚えましたし、協賛のアサヒ飲料のCMにも登場するテルーの歌を作中で聴いたとき、歌詞のためでもメロディのためでもなく、ボロボロと涙がこぼれてしまうのです。
 やられた、と思いました。こんなの、ナウシカのオープニングで久石譲氏のピアノが流れた時と、ラピュタのエンディング『君を乗せて』以来です。───ああ、思い出すだけで涙腺が西田局長状態。
 本来、歌を唄うというのはこういうものなのではないでしょうか。イントロがあって、伴奏があって、演出があって…に慣れ親しんだ私たちに彼女の歌はあまりにもピュアなのです。アカペラ、でもないと思います。歌の合間にふと息つぎではない“間(ま)”が空くのですが、この間がテルーの心情をどんな台詞よりも語りかけてくる。
 こんな見事な演出はついぞお目にかかったことがありません…いや、はたしてこれは演出は演出でも、打算的なものなのでしょうか。

 この記事を書くに当たっていろいろ考えました。この感動はどこからくるのだろうか、と。この作品は長大な原作の真ん中当たり、ごく一部をアレンジして作られているそうなのですが、実際ゲドと今回の敵にあたるクモと呼ばれる魔法使いの過去の因縁はもう少し具体的に描かれた方が解りやすいだろうと思いましたし、ゲドファンにしてみれば少年ゲドのほうが…という意見もあったようです。
 だけど全編を通してビリビリと感じ取れたのはその奥底からわき出てくるような熱い熱いエネルギー。
 たしかに物語としてはストレートかつ荒削りではあるけれど、だからこそ素直に観ている側にも素直に染みこんでくるのではないでしょうか。
 酸いも甘いもコツも裏技も、そして業界ならではの裏事情も知り尽くした、いわば老獪(ろうかい)とも言える超ベテラン監督たちでは絶対できないであろう作り方。
 それはむしろなまじ演出や作画のテクニックを持たないがゆえに、創りたい映像作品に対するナマの希望を体当たりでぶつけるしかない若き宮崎吾郎監督ならではの描き方なのではないでしょうか。その純粋さ。それこそがこの『ゲド戦記』の感動全てのキイワードのような気がします。

gedo04.jpg

 はじめの方に書いた背景画の感動もじつはこのことと関係があるようで、この作品における監督の肝心要の方針は“シンプルに行きたい”ということだったそう。
 あの緻密な街の景色のどこがシンプルなんだろうかとも思いますが、たしかにそういう観点で思い起こしてみると、たしかに観ていて「おや?」と思ったシーンがいくつかあります。そう、ひとつは映画でいうところの“長尺回し”。つまり、これまでならアクションシーンなどはカットを変えてアングルに変化を持たせたりするところをわざと同じロケーションの中で演技が続くのです。
 これは舞台の中でキャラクターの位置関係やシーンのつながりがよく分かると同時に、カメラが同じ位置から首だけを振って撮影するので奥行き感が出るのです。
 そしてたしかに風景シーンをスミズミまで眺められるくらいにゆっくりゆったり映してくれています。NHKのハイビジョン系風景番組がそうですが、たぶんこのために観ている側にも、どこか心にゆとりが生まれているのかも知れません。

 声に関しては筆者は俳優やタレントの起用は賛成しないのですが、さすがにジブリはそのへんが厳しいと見えて文句なしです。
 ただ、ヒロインのテルー以外はやはり声優さんでよかっただろうという思いは否めません。筆者の場合は誰が演じているかあえて知らないようにして観たので、まだ先入観なく観られてよかったようです。

 肝心のお話に関してはあえて書きません。小難しい理屈は出てこず、すべて素直にストレートに描かれています。今回試写会に同伴してくださった女性も「これならどんな年齢の人が観ても共感できますよね」とおっしゃってました。
 ですから、みなさんがご自身がご自身の年齢に合わせた感性で感じ取って頂く方が良いと思いましたので。
 ただ、シンプルな中にこそ深遠たる哲学が様々に内包されてあるわけで、あえて書くなら主人公アランは“偉大な人物を親に持った若者にしか解らない重圧感と苦悩”という、いわゆる二世有名人が背負っている宿命を持っているわけですが、それがまさに宮崎吾郎監督自身にもダブることも興味深いですね。
 彼の監督就任などそういった制作に至る事情も含めて、すばらしいライナーノートなので、ご覧になってからぜひとも公式ページにリンクされたブログ形式の『制作日誌』『監督日誌』を読んで頂きたいですね。

 また、エンドロールで原案として宮崎 駿監督の『シュナの旅』とあって、ああ!と納得。興味のある方は徳間アニメージュ文庫として出ていますので、映画観賞後にご覧になると『ゲド戦記』だけでなく『ナウシカ』のインサイドストーリーとしても『もののけ姫』のストーリーボードとしても楽しめます。

 最後に。宮崎 駿監督が今の宮崎吾郎監督と同じような年齢の頃にせっせと作画をされていたころの東映動画作品から歴代の宮崎作品まで名シーンのオマージュとも思えるシーンがいくつも登場します。
 はたしてオマージュなのか、そうならば誰の発案かなど真偽のほどは分かりませんが、リアルタイムで全ての作品を観てきた筆者には妙にひっかかってしまったのが個人的に残念でしたが、それはいわばゲスの勘ぐり、無粋というものでしょうね。反省です。
 いずれにせよ何につけても父親と比較され、ただでさえ批判的な目にさらされることを分かっていながら真っ正面から自分の想いを作品にぶつけた若き監督と、彼を支えてこれほどの作品に仕上げた世界一のスタッフにあらためて敬意を表します。

 とまれ、久々に観終わった後々までいろんなシーンやカットが思い出され、日にちを経た今も歌や台詞が心に響くほどの感動を与えてくれた作品は久しぶりです。
 ご参考までに。筆者は試写会の前日から仕事の関係で20分しか眠っていませんでヘロヘロで、上映中に居眠るかと心配だったのですが、それどころか15時に試写が終わって出てきた時は元気いっぱいになっていました。これは自分でもオドロキです。
 『ゲド戦記』からものすごくエネルギーをもらったことは事実です。

 “ジブリ”イコール“宮崎 駿”というスタイルから脱却する第一歩。正直なところ高畑勲監督も大好きなのですが、いかんせん両巨頭ともけしてお若くない。
 たとえ難産でも、これからも宮崎吾郎監督に限らず、あらたな息吹を吹き込んでくれる若き指揮者を起用して欲しい。そして、若き指揮者の出会いで熟練のオーケストラ団員たちがどんな異なった音色の作品を聴かせてくれるのか、これからどんなハーモニーを生み出してゆくのか、私は大いに新生ジブリに期待いたします。

 いやあ、映画って、すごいものですね。それでは、またオススメシネマを見つけたらお会いしましょうね。

*イメージ画面は『ゲド戦記』公式ページトレイラーから拝借いたしました。

『ゲド戦記』公式サイト

 
 では、また、お逢いしましょうね。

 ------------------------------------------------------------

|

« 『トランスポーター2』男は黙って約束を守り通す。うう、カッコエエ!! | トップページ | 『妖怪大戦争』痛快、映画で楽しむお化け屋敷! »

【劇場用・オリジナルビデオアニメ】」カテゴリの記事

コメント

初めてお便りします.TBさせていただきました!
小生はまだ見ていないのですが,貴サイトの情報で,一段と意欲が湧いてきました. 声優さんに関して,小生も山寺さんとか,その道で生きている人をもう1度とも思います.そこの付加価値をどの方向から付けるのかというところも,これからの親子対決は見ものです.(小笑)
それではご挨拶まで. 今後ともよろしくお願いします !!

投稿: ゴーシュ | 2006年7月21日 (金) 17:03

こちらが先に押しかけTBさせて頂いたにも関わらず、ご丁寧なコメント、そしてTBありがとうございました。
過分なお言葉まで頂戴して・・・。
3つ(で合っていますか?)のブログと1つのサイトを運営されているのですね。
パワフルでいらっしゃいますね!

投稿: ふくちゃん | 2006年7月31日 (月) 00:23

はじめまして。
TBありがとうございました。

いろんな評価があるなか、映画自体のテーマや内容より、ジブリ映画として、父親の作品と比べて…という評価が目立ちます。
確かに今までの宮崎駿作品を見ると、がっかりせざるを得ない部分があると思います。
(逆に以前の宮崎駿作品と同等な作品に出来上がると今度は個性が無いとか、親のパクリだとかのコメントが出てくると思います。)これは後継者の宿命なのかもしれません^^;

私はこの映画を見てすごく感動を得ましたし、考えさせられました。
今深刻な問題とされる殺人事件や、若者の心の不安定さ、それに命を大切にしようというメッセージ。
テルーの唄を聞いて不思議な感覚を味わったのは初めてで、新しいジブリを発見しました。

投稿: may | 2006年7月31日 (月) 15:20

こんにちは!
TBさせて頂きました。またTBかえしとコメント頂き、ありがとうございます。私は『ゲド戦記』は期待が大きくて、いささか批評的に見過ぎてしまいました。TOMさまのように感動できないのは心が曲がっているのかもしれなせん(;;)。思えば、ラピュタ以降、文句ばかり言いながらジブリを観ているようです。これも大好きなジブリへの歪んだ(?)愛情表現だと思います。新作のたびに企業としてもジブリの運営の大変さをいつも感じます。吾郎監督の次回作を期待したいと思います。

投稿: A・C・O/雑誌洪積世 | 2006年8月 2日 (水) 10:56

はじめまして。
コメントありがとうございました。

観終わった後、ジブリ作品が観たくなり「紅の豚」と「魔女の宅急便」を観てしまいました。
近々また観に行きたいと思っています♪

投稿: りんたろう | 2006年8月 2日 (水) 18:25

TOMさん、TBありがとうございました。

世の中の評価は賛否バッサリ、「並」の評価をあまり見かけないってのが面白いです。
私のブログ友の間でも真っ二つ。個人差があるのは当然としても極端なこの傾向はちと不思議なものがありますね。

>ご自身の年齢に合わせた感性で感じ取って頂く方が良いと
私なんて、予告編を観ただけでウルウル来る始末なのに、本編とジックリ向き合ったらどうなることやら・・・。とりあえず、無様に号泣しちゃうのだけは避けたいッス。(^^;

投稿: 小夏 | 2006年8月 9日 (水) 23:59

こんにちわ。あっしゅです。
これってジブリじゃないですよねぇ。
なんか全体的にとても暗く、
残念でした、、、。
次回に期待したいですね。

投稿: あっしゅ | 2006年8月11日 (金) 14:10

 私のブログの方にコメントありがとうございます。
 私の拙文を好評価してくださりありがとうございます。

>久々に観終わった後々までいろんなシーンやカットが思い出され、

 私もそうでした。単なる風景に、何気ない台詞に、どうしようも無く涙が出て来ました。

 それと、よろ川長TOMさんがコメントの方でおっしゃっていましたが、私も、子供には子供の受け取り方があると思いますが、本当に作品の奥深さを感じるには、或る程度の人生経験が必要じゃないのかなと思います。
 子供の時は「死」がどうのなんて感じなくてもいい。でも、何かの拍子に「死」に触れた時に、アレン、クモ、そして勿論ゲドさえも、それぞれが何を言っていたのか、彼らが戦っていたものが何か分かる。そんな風になってくれたらいいと思います。

投稿: Sunitha | 2006年8月15日 (火) 01:18

始めまして、不躾ながらTBさせてただきました。
不評ばかりを聞き、とても悲しく思っていたので、こちらのブログをみて、やはり素晴らしい作品なのだと、私はこの作品を好きで居ていいのだと、改めて思いました。

投稿: ゆたまる | 2006年8月16日 (水) 23:43

TBをありがとうございました。こちらにもコメントお邪魔します(笑)
世間のあまりの悪評にへこんでしまいましたが、『ゲド』を「良い」と感じる人に会えて嬉しいです。

ル=グウィンさんも良い評価をしていないようですね。
どうも「著作者への尊敬」を強調するあたり、彼女は「自分の作品の忠実な再現」を
ジブリの高度な美術によって観られることを期待していたのではないでしょうか?
原作と、原作から作られた映画・小説・ドラマetcは
どうしても「違う作品」になると思うのですが…。

映画『ナウシカ』は、原作者の駿さんが監督を務めましたが、
本人が監督したにも関わらず、駿さん自ら「映画の出来は不満」と語っています。
本人でさえ無理なのですから、他人が監督したら言わずもがなです。
同じ『ゲド戦記』でも、「駿ワールド」「吾朗ワールド」「ル=グウィンワールド」
それぞれ違う世界で、違うメッセージにならざるを得ないと思うのです。

よろ川長TOMさんの
「もし父監督がゲド戦記をこしらえたらきっと原作の跡形もないでしょう」
という御意見は、そういうことでしょうか?また違う考えでしょうか。

自分のブログでもないのに厚かましいですが(^_^;)、
詳しく御意見を聞かせてもらえると嬉しいです。

投稿: kunpu | 2006年8月22日 (火) 15:25

薫風さん、わざわざありがとうございます。
(;´_`;)私もあまりに世間一般の映画ブロガーが酷評しているので悲しかったクチです。
「父監督がこしらえたら…」という件ですが、私の古い友人でご本人や彼が原典としているようなあまたの童話などをよく知っているヤツがおりまして、彼からよく聞かされた話によれば、駿氏という人は彼がメカを描くときと同じで、まず研究し納得するまで大元を徹底的にバラバラに分解してしまうんだそうです。

で、各パーツを調べて調べて、その上で自分なりに解釈した方法で新たに組み直す。『魔女宅』などはその好例だそうで、原作を読むとあまりも違うのでビックリするのだとか。
ご自身が考えたアイデアを練る場合も同じで、トトロももののけ姫もその原案(落書き?)から観ているとあまりの変化に驚きます。
同様にたった数ページの原作を掘り下げて掘り下げて、長編にして原作をはるかにしのぐ内容の話に仕立てた『母をたずねて三千里』も駿氏の理論的連想による空想力に依るところが多かったそうで。
そんな人ですから、たとえ駿氏がゲド戦記を作っても、きっと原案からの創作と言えるほど異なったに違いないと、長年(たぶん35年ほど?)ファンとしてかの人がたずさわった作品を観てきた私には思えるのです。

また、クリエーターが異なれば解釈もメッセージも異なって当たり前ですものね。そもそも原作者は他人に制作を許可した時点で任せたも同じ、委任したからには制作が終わってから文句いっちゃダメ。それはルール違反ですよね。

投稿: よろ川長TOM | 2006年8月22日 (火) 16:14

おはようございます。私のブログへのコメントと、こちらでの丁寧なお返事をありがとうございます!
今から1週間ほど入院してくることになりました。もう時間が無いので帰ってきたら、じっくり読ませてもらいたいと思います(^_^;)またお邪魔させてください!

投稿: kunpu | 2006年8月23日 (水) 08:30

よろ川長TOM様
やっと、ちゃんとまともにトラックバックが送れました。(今まで操作を誤解してました)
最近、ムック本他を購入して観賞後の探求を味わっている所です。
「The Art OF TALES from EARTHSEA」はそれまでの作品の「The Art」とは違った「新しさ」を感じますよ。
その点からも、よろ川長TOMさんがおっしゃるように「若き次世代のリーダー」を吾郎監督には感じます。
確かに、近藤さんがご存命であればもっとバラエティに富んだスタジオになったでしょうね。私もそう思います。

投稿: renkonn | 2006年8月26日 (土) 17:16

こんばんは。退院後、やっとネットをする余裕が出てきました。

宮崎駿さんは作品をそのような方法で作っておられたのですね。
駿さんが『ゲド戦記』を監督したなら原作とはまるで違うものになる、とよろ川長TOMさんが仰った理由がよく分かりました。
私は『魔女の宅急便』の原作を読みましたが、確かに、映画とは全然違うなと思いました。
ところでよろ川長TOMさんのファン暦はすごいですね…。私はまだ15年程度のヒヨッコです(^o^;)色々教えて下さいまして、ありがとうございました。

投稿: kunpu | 2006年9月27日 (水) 02:56

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1340266/33585107

この記事へのトラックバック一覧です: 『ゲド戦記』若き指揮者と熟練のオーケストラが紡ぎ出す新たなハーモニー。:

» 映画vol.71『ゲド戦記』※舞台挨拶付試写会 [Cold in Summer]
『ゲド戦記』(2006年公開)*試写会 監督:宮崎吾郎 声 :岡田准一 公式HP 『ゲド戦記』を試写会で観ました。 なんとなく物物しい雰囲気だったので、「まさか岡田くんが」と勝手にドキドキしていましたが、ゲストは監督・手島葵さ... [続きを読む]

受信: 2006年7月10日 (月) 14:52

» 「 ゲド戦記 」 [MoonDreamWorks]
監督 : 宮崎吾朗 出演 : 岡田准一 / 手嶌葵 / 菅原文太      公式HP:http://www.ghibli.jp/ 原作は、ル=グウィン箸 「ゲド戦記」 清水真砂子翻訳 「指輪物語」や「ナルニア国物語」と並び称されるファンタジー文学の傑作とのこと。 何度となくジブ... [続きを読む]

受信: 2006年7月12日 (水) 00:14

» 映画:ゲド戦記 試写会 [駒吉の日記]
ゲド戦記 試写会@一ツ橋ホール 「こころを何にたとえよう」 手嶌葵さんの『テルーの唄』が頭から離れない~ 劇中アカペラで歌うシーンは珍しいくらい長い。童謡のような懐かしいかんじの曲で高すぎない声でじんわりしみこんできました。 人と竜と魔法のファン... [続きを読む]

受信: 2006年7月12日 (水) 17:52

» 「ゲド戦記」に対する期待と不安(1) [再出発日記]
映画館にはいま、ミニパンフとでも言うべき「ゲド戦記」の6Pたてのカラーチラシが置かれている。公開初日まではまだ日があるが、私は試写会などを見るすべをもっていないので、それまではこのパンフと一回見た「ゲド戦記」の予告編が唯一の私の情報源だ。このパンフを見... [続きを読む]

受信: 2006年7月13日 (木) 14:36

» 『ゲド戦記』 [ラムの大通り]
----この映画って話題だよね。 なんと言っても宮崎駿を父に持つ宮崎吾郎が監督している。 「うん。しかも彼が第一回監督作品として選んだのが 『指輪物語』『ナルニア』と並び称されるファンタジー文学 『ゲド戦記』というんだから、嬉しいような悲しいような」 ----なん... [続きを読む]

受信: 2006年7月15日 (土) 10:22

» 『ゲド戦記』 [アンディの日記 シネマ版]
娯楽度[:テレビジョン:]         2006/07/29公開  (公式サイト)  満足度[:星:][:星:][:星:]  【監督】 宮崎吾朗 【プロデューサー】 鈴木敏夫 【脚本】 宮崎吾朗/丹羽圭子 【原作】 アーシュラ・K・ル=グウィン  『ゲド戦記』シリーズ(... [続きを読む]

受信: 2006年7月18日 (火) 00:29

» 『ゲド戦記』・・・試写会 [映画館で観ましょ♪]
田舎の風や雨の匂い、火の香り、時には血の臭い… 今までのジブリの映画には何かしらの香りや匂いを 感じながら観てきたのですが、 この映画にはそれが感じられませんでした。 命の重さ。 生きていくこと、死を迎 [続きを読む]

受信: 2006年7月18日 (火) 11:05

» ゲド戦記の試写会見てきたよ~!(ネタバレは反転式) [。*。:゜☆キュートに生きちゃおうっ☆゜:。*。]
ゲド戦記の試写会に行って来たよーっ! ネタバレは反転式なので安心して見てね♡ [続きを読む]

受信: 2006年7月20日 (木) 16:15

» 光は闇に. [15夜通信]
-宮崎 吾郎 監督 第1回作品- 邦題「 ゲ ド 戦 記 」 英題「A Wizard of Earthsea」 2006.7.29 公開 115min ポスターより公式サイトへ いつまでもそこにいれると思うなよ…. お行儀のいい悪いは個人の性格によりますが,これが若い世代の基本的姿勢でよいと思いま... [続きを読む]

受信: 2006年7月21日 (金) 16:46

» 感想/ゲド戦記(試写) [APRIL FOOLS]
きたよきたよジブリ! 駿の息子・宮崎吾朗が監督でナニかと超話題。周りの映画ライターは低評価出してたけど、どうなの『ゲド戦記』? 7月29日公開。 ゲド戦記 かつては同じ世界にいたヒトと竜。自由を求めた竜と、モノを求めた人間は袂を分かつ。時は流れ現代。人... [続きを読む]

受信: 2006年7月22日 (土) 11:03

» 「 ゲド戦記 」 [MoonDreamWorks]
監督 : 宮崎吾朗 出演 : 岡田准一 / 手嶌葵 / 菅原文太      公式HP:http://www.ghibli.jp/ 原作は、ル=グウィン箸 「ゲド戦記」 清水真砂子翻訳 「指輪物語」や「ナルニア国物語」と並び称されるファンタジー文学の傑作とのこと。 何度となくジブ... [続きを読む]

受信: 2006年7月22日 (土) 12:49

» 大人一人で見ても面白い「カーズ」 [つねさんの人生奮闘記]
昨日(7月20日)、週に一度、文化的な満足感を充足為、レイトショーを観に行って参 [続きを読む]

受信: 2006年7月25日 (火) 23:40

» ゲド戦記 [映画館で見たい映画]
[ゲド戦記]は宮崎駿の長男・宮崎吾朗の初監督作品でもあり、キャラクターはジブリの流れを受け継いでいるものの、作品は宮崎吾郎が自分の持つ世界観を表現したもので、ジブリ作品と切り離して楽しむべき映画です。作品の根底には現代人のかかえる心の闇が描かれていて、... [続きを読む]

受信: 2006年7月27日 (木) 16:37

» 『ゲド戦記』(2006) [【徒然なるままに・・・】]
スタジオジブリファンの人は安心して良いでしょう。立派な後継者の誕生です。例えて言えば、山田康雄亡き後、栗田貫一が『ルパン三世』を引き継いでいるようなものです。 ついでに原作が、『指輪物語』や『ナルニア国ものがたり』と並んで<世界三大ファンタジー>と称さ... [続きを読む]

受信: 2006年7月29日 (土) 15:41

» ゲド戦記 [Akira's VOICE]
深みに欠ける部分はあるけれど, 絵画的な背景で展開される人間ドラマが, ゆったりと心地よく,LOHASな気分に浸り, 響くメッセージは胸を打ち,二カ所で涙。 [続きを読む]

受信: 2006年7月29日 (土) 18:00

» ゲド戦記・・・もう一声 [システムエンジニアの晴耕雨読]
本日公開・・ということで「ゲド戦記」見てきました。先週から『ゲド戦記歌集』聴いて、期待感を盛り上げていたこともあり、とっても楽しみにしていたので・・・・冒頭に、第一巻の巻頭詩が紹介され、 ことばは沈黙に 光は闇に 生は死の中にこそあるものなれ 飛翔せる... [続きを読む]

受信: 2006年7月30日 (日) 00:27

» ゲド戦記観るとこです('-^*)/ [新・里山暮らしのコーギー犬「バロン」の日々]
家族で映画鑑賞です。待ちに待っていたゲド戦記(b^-゜) [続きを読む]

受信: 2006年7月30日 (日) 08:31

» 『ゲド戦記』舞台挨拶@TOHOシネマズ六本木ヒルズ [|あんぱ的日々放談|∇‾●)ο]
舞台挨拶シリーズも定着してきたのかな?(ぉぃ今回は、邦画では一番の超大作『ゲド戦記』でございます。ジブリの舞台挨拶は、『猫の恩返し』以来2度目。あの時は、鈴木敏夫Pにサインもらったっけ(爆)にしても、東宝系映画の舞台挨拶、日劇でやる事減ってきたなぁ・・... [続きを読む]

受信: 2006年7月30日 (日) 12:11

» 「ゲド戦記」この映画を見てタイトルを理解するのは難しい [soramove]
「ゲド戦記」★★★ 岡田准一、手嶌葵 声の出演 宮崎吾朗監督、スタジオジブリ作品、2006年 大宣伝をかけたジブリの新作。 珍しく公開初日に見た、 劇場はこのあたりでは一番大きなハコ。 600席の8割が埋まっている。 ハリウッド映画好き、 邦画はあまり見な... [続きを読む]

受信: 2006年7月30日 (日) 18:56

» 映画『ゲド戦記』 [健康への長い道]
昨日から公開の映画『ゲド戦記』を観てきました。今回はネタバレありません。 自分の計画では、公開までに原作(全6巻)を再読して、ついでにそのレビューをブログに書き、その後初日に映画を観に行くつもりだったのですが、公開前日までに読み終わったの... [続きを読む]

受信: 2006年7月30日 (日) 21:55

» ゲド戦記(罪を背負って旅に出た先にみた答えとは・・・) [オールマイティにコメンテート]
「ゲド戦記」は宮崎駿監督の息子である宮崎悟朗監督に初監督作品として注目され、スタジオジブリが今年最大の話題作として送った作品である。物語は一見奥深そうだが人の心を上手く描いた作品として興味深い作品でもある。 [続きを読む]

受信: 2006年7月30日 (日) 23:23

» ゲド戦記 [そーれりぽーと]
ジブリ最新作は父駿から息子吾朗に世代交代の第一作「ゲド戦記」 原作は「指輪物語」「ナルニア国物語」と並んで超有名なんですってね。私はどれも原作を読んでいませんが。 今回は期待半分と、がっかり覚悟半分で観て来ました。 ★★★ “宮崎アニメ”という括りで言う... [続きを読む]

受信: 2006年7月31日 (月) 00:04

» ゲド戦記 [シャーロットの涙]
生と死。人が生きる上での永遠のテーマなのであろう。 心の奥深くに潜む影のようなもう一人の自分の存在との対峙を見せてくれた。 原作を例によって読んでいない私はゲドの戦記のはずなのだろうと単純に思っていたのだけど、ウェイトはアレンの方に随分と傾いているよう... [続きを読む]

受信: 2006年7月31日 (月) 00:47

» 今の日本社会に向けたメッセージ。『ゲド戦記』 [水曜日のシネマ日記]
国を捨て、影に怯える王子アレンと、魔法使いである大賢人ハイタカ(ゲド)の物語です。 [続きを読む]

受信: 2006年7月31日 (月) 15:26

» ゲド戦記 単行本セット [Helon's Enjoy Life]
 この夏、スタジオジブリのアニメ映画が公開され、話題となっている「ゲド戦記」。販売元の岩波書店から、大人から子供まで改めてこの名作を映画と違った視点で楽しめるよう手ごろ価格でソフトカバーの単行本が発売されています。 [続きを読む]

受信: 2006年7月31日 (月) 16:48

» 『ゲド戦記』鑑賞! [☆★☆風景写真blog☆★☆healing Photo!]
『ゲド戦記』鑑賞レビュー♪ヽ(´・ω・`)ノ 命を大切に しないやつなんて 大っ嫌いDA!!!! by テルー 世界の均衡を崩す者の正体を つきとめる旅に出た大賢人ゲドが 国を捨てた王子アレンと出会う ★review★ 本作は、宮崎駿のご子息 "... [続きを読む]

受信: 2006年7月31日 (月) 18:25

» ゲド戦記/TALES from EARTHSEA [きょうのあしあと]
「見えぬものこそ。」 監督:宮崎吾朗 原作:アーシュラ・K.ル=グウィン 脚本:宮崎吾朗、丹羽圭子 出演:岡田准一、手蔦葵、田中裕子、香川照之、風吹ジュン、内藤剛志、倍賞美津子、夏川結衣、小林薫、菅原文太、他 公式HP: http://www.ghibli.jp/ged/ 鑑賞:T... [続きを読む]

受信: 2006年8月 1日 (火) 01:18

» ゲド戦記がどうやらゴミらしい [samurai burger]
以前Yahoo!ムービーのユーザーレビューを見た時そんな酷いのかと思っていたけど、それを裏付けるかの如く、あの映画評論家で有名な御方様が「もぉー踏んづけてやるっ!」と言わんばかりに怒ってらっしゃいます。 けど、予告編見る限りLOTR好きとしては凄い良さそうな感... [続きを読む]

受信: 2006年8月 1日 (火) 01:36

» ゲド戦記 [kae-ruのBlog]
物語の舞台は、多島海世界”アースシー”。荒れる海の中をローリングしてくる一隻の帆船。船長は風の司に海を鎮めるように命じるが、司は、どうしても海と風の真の名を思い出すことができない。そして、突如、暗雲の中から二匹の竜が現れる。二匹は共食いをしていた。... [続きを読む]

受信: 2006年8月 1日 (火) 03:48

» ゲド戦記/岡田准一 、手嶌葵 、田中裕子 、香川照之 、菅原文太 [カノンな日々]
ゲド戦記ってゲドが主人公じゃないんだっけ?アレレ?最初だけなのかな? +++ちょいあらすじ [続きを読む]

受信: 2006年8月 1日 (火) 23:17

» 「ゲド戦記」試写会観てきました♪ [りんたろうの☆きときと日記☆]
☆「ゲド戦記」 監督:宮崎吾朗 声の出演:岡田准一、 手嶌葵 、菅原文太 、 田中裕子、香川照之、風吹ジュン アーシュラ・K・ル=グウィン原作「ゲド戦記」シリーズを映画化。 多島海世界「アースシー」。世界ではさまざまな異変が起こり始め、均衡が崩れ、人々の... [続きを読む]

受信: 2006年8月 2日 (水) 01:40

» 失敗を喜ぶべきか?父殺しの大罪/『ゲド戦記』宮崎吾郎監督 [活字はこう読む? 雑・誌・洪・積・世]
●ゲド戦記● ●原作;アーシュラ・K、ル=グウィン ●監督:宮崎吾朗 ●声の出演:岡田准一/手嶌葵/田中裕子/小林薫/夏川結衣 ●公開:2006年7/28 ●上映時間:115分 楽しみにしていたアサヒ飲料の試写会に見事(泣)にはずれ、公開3日目の7/31に高崎109シネマ... [続きを読む]

受信: 2006年8月 2日 (水) 02:22

» ゲド戦記に見える、メイソウするメガコミュニティーとマイノリテ... [uRABLOw]
=ゲド戦記に見える、メイソウするメガコミュニティーとマイノリティーバイタルのアシンメトリー関係、及び真贋の如何を左右する決定権について= 以前、結構書いたんですけどね。 やっぱ最近の公開公開公開ってニュース群を見たら思わずログですよ。 そうか、最... [続きを読む]

受信: 2006年8月 2日 (水) 16:28

» 「ゲド戦記」 [ぱせりブログ]
疲れていたが、午前中に時間ができたので「ゲド戦記」を見てきた。 結論から言うと、予想以上にいい映画だった。 しかし今朝六本木ヒルズのTOHOシネマズの入り口をくぐると、 チケット売り場はガラガラ。 客席も半分以上空いている。 カップルと男性のひとり客... [続きを読む]

受信: 2006年8月 2日 (水) 23:25

» 『ゲド戦記』2006・7・30に観ました [映画と秋葉原とネット小遣いと日記]
?2006 二馬力・GNDHDDT 『ゲド戦記』   公式HPはこちら ←クリック ●あらすじ ある日、西の果てに棲む竜が人間の住む東の海に現れ、同時に人間界にさまざまな災い起こるようになる。災いの源を探る旅に出てる大賢人ゲド(通称ハイタカ)(菅原文太)は、道中で国 [続きを読む]

受信: 2006年8月 3日 (木) 08:58

» 「ゲド戦記」 [しんのすけの イッツマイライフ]
「ゲド戦記」、 アニメ作品として制作されたのですから、 もっと爽快に、スカッとさせて欲しかったな~というのが本音でした。 [続きを読む]

受信: 2006年8月 3日 (木) 22:16

» 【劇場映画】 ゲド戦記 [ナマケモノの穴]
≪ストーリー≫ 竜が人間の住む世界に現れて共食いを始めるなど、異変が起こりはじめた多島海世界“アースシー”。異変の原因を探るべく旅に出た大賢者ゲドことハイタカは、その途中で父王を刺して国を飛び出してきたエンラッドの王子・アレンと出会った。2人はともに旅... [続きを読む]

受信: 2006年8月 4日 (金) 18:23

» Tales From Earthsea [Tokyo Bay Side]
『ゲド戦記』 前評判を見る限りあまり期待しない方がいいのは分っていましたが、それでもなぜか期待してしまうのがスタジオジブリ。けれど今回ばかりはガッカリと言わざるを得ません。状況説明は全部セリフで言ってしまうし、場面転換も荒削り、ジブリ映画に欠かせない“... [続きを読む]

受信: 2006年8月 4日 (金) 21:57

» ゲド戦記 [バイヤーKENの全力疾走「商売日記」]
見終わった後、wikiで調べてみたところ、このゲド戦記(原題はEARTHSEA)は世界三大ファンタジーと言われているらしく、他の二つが指輪物語(Lord Of The Ring)とナルニア国物語。なるほど。 で、今回のスタジオジブリのゲド戦記はその中の第三作目の「さいはての島へ... [続きを読む]

受信: 2006年8月 6日 (日) 20:50

» 「ゲド戦記」見てきました [よしなしごと]
 宮崎駿監督の息子、宮崎吾朗初監督作品ゲド戦記を見てきました。 [続きを読む]

受信: 2006年8月 7日 (月) 00:08

» 「ゲド戦記」評/腐ってやがる…、早すぎたんだ! [I N T R O+blog]
『ゲド戦記』(2006 / 日本 / 宮崎 吾朗) Text By 仙道 勇人  アーシュラ・K・ル=グウィンの『ゲド戦記』と言えば、『指輪物語』と並び称されるハイ・ファンタジーの傑作にして、エピック・ファンタジーの至宝とも言える作品である。尤も1968年の第一巻から1972年刊行の... [続きを読む]

受信: 2006年8月 7日 (月) 20:15

» 「ゲド戦記」はそんなに悪い映画じゃない [広報宣伝室ブログ]
ども、のらいぬです。 先週末、話題の映画を観て来ました。 ネット上のレビューでは、かなり否定的な意見が多い、    「ゲド戦記」です。 原作は、指輪物語やナルニア国物語と並び称される、ファンタジーの名作。 そして話題になっているのが、... [続きを読む]

受信: 2006年8月 7日 (月) 20:16

» ゲド戦記 [Aのムビりまっ!!!(映画って最高☆)]
評価:★4点(満点10点)   監督:宮崎吾朗 主演:岡田准一 手嶌葵 田中裕子 小林薫 夏川結衣 2006年 115min かつて人と竜はひとつだった。 世界の均衡(バランス)が崩れつつある、、、。 災いの源を探る旅に出た大賢人ゲドは、心に闇を... [続きを読む]

受信: 2006年8月 7日 (月) 20:45

» 「ゲド戦記」 [Tokyo Sea Side]
ジブリ好きなので、今回の「ゲド戦記」はとても楽しみにしていました。…しかし前評判通り、正直あまり良い出来とは言えませんでした。まず話の前後がぽっかり抜けている為、主題が何なのかよく分からず疑問がたくさん残ります。またセリフが説明口調で堅い。ジブリの持ち... [続きを読む]

受信: 2006年8月 8日 (火) 15:07

» 『ゲド戦記』・試写会 [しましまシネマライフ!]
今日は某雑誌で当選した 『ゲド戦記』の試写会に行ってきた。 《私のお気に入り度:★★★★☆》 本当 [続きを読む]

受信: 2006年8月 8日 (火) 16:49

» ゲド戦記 [シネクリシェ]
 前評判が芳しくない公開作品が目立つ中で、ひときわ酷評に晒されている本作も、観ようか観るまいか少し悩みました。  その結果は、それほどのこと [続きを読む]

受信: 2006年8月 8日 (火) 20:41

» 私的考察 映画「ゲド戦記」 [やまたくの音吐朗々Diary]
スタジオジブリ発、宮崎駿監督の長男である宮崎吾朗氏の第1回監督作品「ゲド戦記 」観賞。 この映画 [続きを読む]

受信: 2006年8月 9日 (水) 23:32

» 「王と鳥」、「ゲド戦記」との相乗効果? [映画コンサルタント日記]
7月29日からシネマアンジェリカで公開されている「王と鳥」。1週目の興収は36 [続きを読む]

受信: 2006年8月10日 (木) 20:32

» 問題の「ゲド戦記」見てきたよ。 [雪華と、うふふ]
はい、こんばんは。 いろいろ物議をかもしている「ゲド戦記」 見てきました。 悩む?。あっぷするのにすごい時間かかってます。 偏見のかたまりの自分自身が面白くないなあって、 思った映画はDVDでも、山ほどあって、それは、 ブログには、書いていません。否定的... [続きを読む]

受信: 2006年8月11日 (金) 17:20

» ゲド戦記 [映画批評]
世界の均衡が崩れつつある。 人々は忙しなく動き回っているが目的はなく、 その目に映っているものは、 夢は、死か、どこか別の世界だった。 人間の頭が変になっている。 災いの源を探る為に旅に出た大賢人ゲドは、 心に闇を持つ少年、エンラッドの王子アレンに出会う。... [続きを読む]

受信: 2006年8月11日 (金) 21:02

» ゲド戦記 鑑賞 [マンガ・雑貨のお店屋さん]
世界の均衡が崩れつつある。 人々は忙しなく動き回っているが目的はなく、 その目に映っているものは、 夢は、死か、どこか別の世界だった。 人間の頭が変になっている。 災いの源を探る為に旅に出た大賢人ゲドは、 心に闇を持つ少年、エンラッドの王子アレンに出会う。... [続きを読む]

受信: 2006年8月11日 (金) 21:43

» ゲド戦記 [映画、言いたい放題!]
ジブリが久々骨太の作品を映画化したので観にいきました。 とは言っても原作は未読。( ^ _ ^; しかしいきなり評判悪いですね、この作品。汗 でも観ないとわからん。というわけで映画館へ。 多島海世界「アースシー」。 人間界には現れなかった竜が現れた。 聖な... [続きを読む]

受信: 2006年8月13日 (日) 02:01

» 真・映画日記『ゲド戦記』 [CHEAP THRILL]
8月12日(土) 10時に起きる。 10時半に近所の床屋に予約を入れていたので 急いで身支度をする。 予約の時間通りに床屋へ。 髪を指に挟んで少し出るくらいまで 短くしてもらう。 夏だからさっぱりした方がいい。 ちょうど一時間で店を出る。 駅前のTSUTAYA... [続きを読む]

受信: 2006年8月13日 (日) 13:56

» ゲド戦記を観てきました。 わりと良作ですよこれ。 [日がな一日ラらラら日記]
 ゲド戦記を観てきました。  簡潔に言えば、主人公とヒロインの話。より正確に言うと、「ヘタレな主人公をヒロインが更正させるお話」です。  原作モノの映画化で、大事なのは、「映画の中での完結」と、「物語の広がり」 [続きを読む]

受信: 2006年8月14日 (月) 23:37

» 映画「ゲド戦記」 [しょうちゃんの映画ブログ]
2006年41本目の劇場鑑賞です。公開翌日劇場で観ました。宮崎吾朗監督デビュー作品。ル=グウィンの名作ファンタジー『ゲド戦記』をスタジオジブリが映画化した長編アニメーション。相変わらず、声優はクオリティの低い、話題性重視なのがとても残念でした。アレンが父親を... [続きを読む]

受信: 2006年8月16日 (水) 22:36

» ゲド戦記 [王国の鏡ブログ]
あちこちで不評を買ってますね?「ゲド戦記」(^_^;) なんか非常に残念です。 原作者にまで、不評とは「あいたたた」 うちのだんなさんにもいまいちと言われましたよ。 あたしは、とても気に入ってます「ゲド戦記」 ええ、だんなさんにまで「いいえ、あたしは良か... [続きを読む]

受信: 2006年8月16日 (水) 23:33

» 「パイレーツ」「ゲド戦記」競り合う [映画コンサルタント日記]
1周年記念と言う事で今週は記事特盛で行きます! 先週末のボックスオフィスは上位2 [続きを読む]

受信: 2006年8月18日 (金) 21:31

» ジブリ映画・ゲド戦記 [Orange Life]
「指輪物語」「ナルニア国ものがたり」に続く、世界三大ファンタジーのひとつ ゲド戦記を見に行きました。 ゲド戦記 全6冊セット アーシュラ・K・ル=グウィン 清水 真砂子 / 岩波書店 スタジオジブリ ゲド戦記公式HP 手嶌葵さんの綺麗で透き通った声... [続きを読む]

受信: 2006年8月19日 (土) 00:50

» ゲド戦記 06年165本目 [猫姫じゃ]
ゲド戦記 2006年   宮崎吾朗 監督   アーシュラ・K・ル=グウィン 原作岡田准一 、手嶌葵 、田中裕子 、菅原文太 、風吹ジュン 原作ものですよね。人間と魔法使いと竜が存在するんですよね。 息子さんが、初めて監督したんですよね。 てか、やっぱり、お... [続きを読む]

受信: 2006年8月20日 (日) 00:41

» ゲド戦記の評判が悪いのはなぜ?? [薫風]
<<注意・ネタバレあり>> 7月29日、ゲド戦記を観る。 考えさせられるシーンや台詞が多くて、私は満足だった。 しかし一度観ただけでは、分からない部分も多かった。 世界の均衡が崩れているのはなぜか。時々竜が(心象風景・演出として?)出... [続きを読む]

受信: 2006年8月22日 (火) 13:01

» THE ART OF TALES from EARTHSEAを購入 [renkonnの日記]
[ゲド戦記][ジブリ] やっと、ゲド戦記のアート本「THE ART OF TALES from EARTHSEA」が届いた。 早速、食い入るように眺めているのだが、いつもの事ながら、ジブリの描画力には本当に脱帽する。 自分の話しで恐縮なのだが、これでも美術大学出身で、学生時代はくる日もくる [続きを読む]

受信: 2006年8月26日 (土) 17:10

» 命を大切に しないやつなんて 大嫌いだ! [キャバ嬢このはの気まぐれ日記]
「 ゲド戦記  」見たよ~ ♪.......心を何にたとえよう 鷹のようなこの心       心を何にたとえよう 空を舞うような悲しさを....♪ あんま期待せずに見に行ったら、 いや~思ったより 面白かったよ。 ? ネットで批判ばかりだけど、 確か... [続きを読む]

受信: 2006年8月27日 (日) 01:49

» 『ゲド戦記』 [Simply Wonderful ‐Cinema&Diary‐]
「心を何に喩えましょう」 映画を見終わって劇場に後にして、そして、数日がたった今でもなお、澄みきった歌声が頭の中でリフレインしています。 とても印象的な映画だったと思います。 「ゲド戦記」 メッセージ性が強い作品だなぁ?と言うのが、一番の印象。 CMや劇... [続きを読む]

受信: 2006年8月28日 (月) 21:55

» 宮崎駿の『ゲド戦記』が観たい [薫の言いなり放題。]
宮崎駿の『ゲド戦記』が観たい。 宮崎吾朗の『ゲド戦記』が29日から封切りされる。 元々、宮崎駿氏は原作の『ゲド戦記』が大好きで、 20年前、最初の映画にするため、映画化を 原作者アーシュラ・K・ル=グウィンに許諾を取ろうとしたが、だめだったという。 (7... [続きを読む]

受信: 2006年8月31日 (木) 18:16

» ゲド戦記 [ジブリトラックバック]
「ゲド戦記」に関する記事を書いたらトラックバックしてください。 トラックバックURL : http://ghibli-movie.jugem.jp/trackback/15 公開 2006年 ... [続きを読む]

受信: 2006年9月17日 (日) 13:27

» ゲド戦記 [PLANET OF THE BLUE]
夏休みに従妹と一緒に観てきました。 アニメ作品は今年初です。 監督  宮崎 吾朗 声  岡田 准一  手鷲 葵  菅原 文太  田中 裕子  香川 照之    風吹 ジュン  内藤 剛志  倍賞 美津子  夏川 結衣  小林 薫 ストーリ... [続きを読む]

受信: 2006年9月26日 (火) 22:32

» ゲド戦記 [金言豆のブログ ・・・映画、本について]
2006年7月29日公開  いいじゃないですか、これ。面白いし、良い作品ですよねえ。  かつて長編劇場用アニメでこれほどまともに批評されなかった作品も珍しいんじゃないでしょうかね・・・  親の七光りだの、素人監 [続きを読む]

受信: 2006年12月23日 (土) 13:43

» 「ゲド戦記」 [ミチミチ]
「ゲド戦記」 監督 宮崎吾朗 声  岡田准一、手嶌葵、田中裕子、小林薫、夏川結衣・・・story 多島海世界アースシー。西の果てに住む竜と東海域に住む人々。彼らは分かれることで共存していた。しかし東海域に竜が現れ・・・ 世界の均衡が崩れ始めていた・・・ ... [続きを読む]

受信: 2007年1月26日 (金) 00:28

» ゲド戦記(映画:2007年95本目) [デコ親父はいつも減量中]
監督:宮崎吾朗 声の出演:岡田准一 、手嶌葵 、田中裕子 、菅原文太 、風吹ジュン 評価:58点 公式サイト (ネタバレあります) 世界3代ファンタジーのひとつ、ゲド戦記を宮崎駿の息子、宮崎吾朗が映画化ということで、昨年話題になった作品。 スタジオジ... [続きを読む]

受信: 2007年9月 2日 (日) 12:30

» アニメ評:ゲド戦記 [写真と映画のブログ]
エンラッドの王は、「手紙を片付けたい」と重臣たちと別れ、自室への階段を昇った。 国に、不吉な影が迫りつつある。 土地は痩せて、原因不□... [続きを読む]

受信: 2009年4月 1日 (水) 16:39

» ゲド戦記 [モノクロのアニメ]
エンラッドの王は、「手紙を片付けたい」と重臣たちと別れ、自室への階段を昇った。 国に、不吉な影が迫りつつある。 土地は痩せて、原因不明の病が流行し、魔術師たちに魔法の力が失われてしまった。 それに、竜が東世界に現れたという報告もある。 何かが起きつつあ... [続きを読む]

受信: 2009年4月 1日 (水) 16:40

» アニメ評:ゲド戦記 [映画と写真のブログ]
エンラッドの王は、「手紙を片付けたい」と重臣たちと別れ、自室への階段を昇った。 国に、不吉な影が迫りつつある。 土地は痩せて、原因不明の病が流行し、魔術師たちに魔法の力が失われてしまった。 それに、竜が東世界に現れたという報告もある。 何かが起きつつあ... [続きを読む]

受信: 2009年4月 1日 (水) 16:40

« 『トランスポーター2』男は黙って約束を守り通す。うう、カッコエエ!! | トップページ | 『妖怪大戦争』痛快、映画で楽しむお化け屋敷! »