2012年4月19日 (木)

『死刑台のエレベーター』思惑のズレが人生の歯車を狂わてゆく

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 はい、みなさんこんばんわ。
 もう古い映画になりました。でも今も昔も変わらんのが、どっろどろの関係になった“男と女”の末路。しかもそれにキワキワの犯罪が絡んで、おまけに運命の悪戯が手を出すとこんなことになっていく…というのを、やんわりと真綿で首を絞めるような息詰まり方で描いた作品です。

 どうです、じれったいですか?いえいえ、見終わった後にあなた、絶対ため息つきますよ。
 さあ、じんわりと、でもネタバレすることなく解説しましょうねえ。
 

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2012年2月20日 (月)

『WALL・E/ウォーリー』21世紀のチャップリンは鋼鉄の箱形ロボット。(加筆)

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 この作品はどうしても待ちきれず、英語も分らないくせに無謀にも字幕もないままに観てしまいましたよ。
 でもこの作品に関しては、それがかえって良かった。
 余計な情報が入らず、画面のみから伝わってくるものが受け取れましたからね。

 この作品が2012年3月24日にBS映画劇場に登場!
 ブルーレイ環境がなくても、テレビさえハイビジョンならその画質でじっくり楽しめるんです。ありがたいじゃないですか…え?うちはもう、BDも大型画面のプラズマもある?まあ、憎たらしい。

 ともかく、ごらんになる機会を失った方でも、映画好きなら予告編だけはご覧になりましたね?
 予告ではコメディ仕立てに見えるこの作品、もう『CGアニメーション映画』という呼び方は不要であると思います。だってね、映画の出来映えはアイデアと脚本と、それを活かす演出次第であって、CGはどれほど高度であろうが単なる表現手段に過ぎないという事をこの作品はあらためて見せつけてくれたからです。

 さあ、いつものようにネタバレせずに“くすぐり”だけで見どころをご紹介しましょうね。
(この記事は2009年11月10日のものに加筆しました。)
 

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2011年12月 4日 (日)

『クリスマスキャロル』これぞ同名中で最高傑作、名作。ついにDVD&BD出ました!

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 はい、みなさんこんばんわ。
 もうすぐクリスマスですね。あら、もう恋人との約束で心ここにあらずですか。仕方ありませんね、でもこんな素敵な映画を観ながら一緒にすごすクリスマスもオススメですよ?
 今日は私の大好きなオールド・ムービーをご紹介しましょうね。
 笑えて、胸がじいんとなって、最後にとっても幸せな気分になれる素晴らしいミュージカルです。

 さあ、私の大好きな大好きな映画ですから、いつもより長いですよ。えっ、いつも長いじゃないかって?ごめんなさいね、その映画も私が大好きな映画だからですよ。じゃあ、いつもより“もっと”長いですよ、と申し上げましょうね。でも、楽しいですよ?
 

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2011年7月22日 (金)

『父と暮らせば』戦争の傷痕から学ぶべき事。

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 はい、みなさんこんばんわ。
 昨年2010年4月9日の井上ひさし氏に次いで、先日2011年7月19日に主演の原田芳雄氏も鬼籍に入られました。残念ですね。年を経るほどにまさに“いぶし銀”の味わいを深めておられただけに。

 そして今年2011年は、広島原爆投下の次の日、8月7日にこの作品がBSシネマにて放映されます。

 少しでも多くの方にご覧いただきたい作品ですので、古い記事ですがまたぞろほじくり出してまいりましたよ。

 さて。

 あなたは広島の原爆ドームの存在をご存知ですね。では、実際にご覧になったことはおありでしょうか。

 もう10年以上まえになりますが、筆者がはじめて実際に原爆ドームを見たとき、その色にぎょっとしました。

 テレビや写真で見るそれは、鉄骨がむき出しになった廃墟、草むしてはいるけれども全体に古びたコンクリートならではの、灰色モノトーンの壊れたビルディングです。

 しかし実際に原爆ドームの足元に立って見上げたとき受けた印象は全然違っていました。

 「えっ。この赤い色はなんや!? なんでこんなに赤いんや。」

 抜けるような初夏の青空をバックにしてそびえ立っていたにもかかわらず、筆者の眼に映ったコンクリートの廃墟はモノトーンなどではなく、まるで全体ににじみ出すように赤っぽい色に感じたのです。

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2011年6月25日 (土)

『ピーター・フォーク』飄々たる名優は本当に神様になってしまった。

Peterfalk_columbo『刑事コロンボ』の、なんてわざわざ言うよりも、刑事コロンボが亡くなった、というほうがしっくりくるほど、日本で知られた名優でしたね。

 コロンボと言えば殺人現場でも灰を落としまくってた安シガーと、放送開始からずっと乗ってた自称フランス車とワン公とよれよれコートと “チリ” ことチリビーンズ。
 いまだに本物を食べた事無いんですけど、いつ観ても美味しそうでしたね。

 ざっと検索するだけでも全シーズン全話に関する研究サイトがいくつも見つかるほど世界的に厚いファン層がある『刑事コロンボ』。なので私ごときは想い出話を語りましょうね。

 昨年までBS2で再放送がされてたのを私もつい先日まで大事に観ておりました。
 

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2011年5月 6日 (金)

『仇討』究極のリアリズムが描くのは武家の悲哀か現代社会への皮肉か

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 はいみなさん、ごぶさたでしたね。今回ご紹介するのは1964年の邦画です。
 もちろん白黒映画…え、なんです?あなた、邦画、まして白黒映画ってだけで苦手ですって?まあ情けない。映画好きを自負されてるのに、色のあるなしで尻込みなさるんですか?

 そんな食わず嫌いなんかせずに、せっかくテレビで放映されるのですからまあご覧なさい。この作品は傑作なのにもかかわらず、DVD時代の今ではセルは勿論、レンタルもない貴重なものです。
 私の中では『七人の侍』の次に位置する時代劇がこの作品。なんとしてももう一度ちゃんと観たくて、ヤフオクでレンタル屋流れの中古ビデオを手に入れたのがもう4年も前。
 これが5月13日午後1:00~2:45、BSプレミアムにて放送決定!!これを見逃すと絶対損しますよ。とりあえず録っときましょう。
 

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2011年4月24日 (日)

『エリザベス:ゴールデン・エイジ』歴史劇にあらず、女王という立場の女性の物語。

elizabeth_golden_age_01.jpg はい、みなさんこんばんわ…。
 こうした歴史物、または歴史上の人物を扱った作品の場合は、ついつい過去のスペクタクル映画や日本の大河ドラマの中で良かったものとか、いわゆる戦国ものの邦画と比べてしまうんですが…
 この作品は女性映画なんですね。
 だから、歴史物として考える私のような昔気質には肩すかしになってしまったのかも知れません。

 もう、この作品からちょうど10年前になるんですね。ケイト・ブランシェットが前作『エリザベス』で一躍脚光を浴びたのは。
 歴史物が好きな私は当時も劇場へ足を運んだのですが、その時も今回も感じたのは、まあ、なんて陰気くさいお話なんだろう、ということですね。
 暗い。暗い。お話も暗いけど、とにかく画面全体が寒々しいんです。でも当時は私もう少し若かったので、よく分からないな、イギリス映画だからかな、勉強不足かな、と思ってそれきりになったんですね。
 でも、あの暗い暗いイメージだけは、逆にその中で真っ赤な衣装を着けたケイト・ブランシェットの印象と共に強烈に残った。

 さて、十年経って続編を観て、ちょっとだけ、何を描こうとしていたのか分かったような気がしていますよ………
 

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2011年2月 4日 (金)

『野のユリ』庶民より俗っぽい尼さんと黒い天使の話。

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 はい、みなさんこんばんわ。
 またまた古い作品のご紹介です。レンタルでは見かけませんが、そのかわりセルDVDもあるようですし、BSでは年に一度くらい放送されるのでぜひお話しとかなあかんなあ、と思てた作品です。

 さてお話は。

 ワゴンって言うんですかね、どこからやってきたのか、アメ車独特の大きな平べったい車が砂埃を上げながら走ってる。そして『Lilies of the Field(野のユリ)』のタイトル、キャストのテロップ。B.G.M.には、この作品の主題曲『エイメン』のインストロメンタルがハーモニカで奏でられます…

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2010年8月17日 (火)

『銀河鉄道999 GalaxyExpress999』時にはふり返る事も必要。

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 はい、もぉどなたもが、よくご存じの作品です。今さら…なのかもしれませんが、色々考えさせてていただいたので、お礼の気持ちも込めてまとめてみました。
 いえね、このお話の中ではさんざん「後ろをふり返るな」みたいな事をゆーてはるんですけどね。十何年、いや、もしかしたらちゃんと見直したのは公開以来ではないかしら。
 その公開年、なんと1979年。
 
 今年(2010年)夏、大々的にNHK-BS2で特集が組まれたのを機に、若い方もかなり多くご覧になったようです。いえ、私もリアルタイムにTwitterで参加して、わぁわぁ一緒になって騒いでおりました。
 ということで、せっかくですからその時につぶやいた中の、解説めいたことを元にしてまとめたのが今回の記事です。
 
 もちろん、いつものようにできるだけネタバレになりそうな事は申しておりませんので、もしかして未見の方でもご安心くださいね。 
 

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2010年6月10日 (木)

『宇宙ショーへようこそ』空想力の補充!夢心地にひたる136分。

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 あなた、最近、空想力足りてますか?不思議なものに胸をときめかせてますか?
 あら、最近ごぶさたですか。ならば、この作品を処方しましょうね。
 
 私もかなりこの薬は効きました。継続使用したいのでDVDが待ち遠しい。
 

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«『雨に唄えば』これを知らずにミュージカルを語るなかれ。